リアルアイで管理する月極駐車場、
その多くは借主様がきちんと賃料を指定の口座へ前月末までにお支払いいただいています。
ところが、1件だけ金融機関の残高不足?それとも意識的に未払いなのか?連絡もないまま3か月放置された方が…。
督促はしません!保証金相殺で解約となる契約にしていますので。
月極駐車場の場合は、その対応で問題ないのですが、居住用だったり、事業用だった場合はちょっと複雑です。
20年ほど前、代表者伊藤の祖母がかつて借家業を営んでいた際に13カ月分賃料の未払い…
通帳記帳もしないまま放置した祖母にも問題がありますが、発覚後すぐに行ったことは、その使用目的違反による解約。
居住用としてお貸ししたものの、従業者の寝泊まりする仮眠所に勝手に改装。
契約者は偽名(正確には内縁の夫で、姓を内縁の妻のものを使用)という考えられない話。
即退去、明渡し要求をし、7日後に完全退去させ、賃料はその後約半年で全額回収しました。
以降、実家の賃貸管理は全て私がすることになり、今に至っています。
素人の借家業はどうしても「貸したら負け」的な部分が拭い去れません。
このような経験をもとに、借家人とのトラブルを未然に防ぐよう、貸す側にとって不利益とならないような取り決めを作っています。
賃料未払いのペナルティ、当時サラリーマンだった伊藤は、その後大手不動産会社勤務時代の賃貸管理部署においても、細かな鍵の管理や情報管理を徹底する部署で、督促するシーンを見てまいりました。
1棟のマンションの募集管理をする中で、家主さんもずさん、担当者もずさん…これではいい管理ができません。せっかく管理委託契約を!といって契約締結をするも、未払い賃料の扱い方ひとつで、その後その家主さんが他社へ管理委託を移すに至るまでの要因を歴代の管理者は見過ごしてきたのですから…。
大手であってもずさんな管理をする時代(そういう担当者を部下に持つ苦労がありました)だっただけに、白黒はっきりさせる営業スタイルで、間違ったことは嫌い!とはっきり上司に対しても苦言を述べる部分で、当時の役員との確執を生んでしまったのかもしれません。しかし、大手の役員といえど所詮はサラリーマン、本当に責任の重さを理解していたのか?疑問は残るばかりです。
貸す前に相手を見る!貸しちゃいけない相手には貸さない!大前提で今の賃貸管理を営んでいます。何故なら、自らが貸主の立場を理解しているからです!