ご相談をいただいた内容は、ちょっとびっくりする話…
2年ほど前?古貸家の浴室が使えないというお話が合ったそうです。
家主は『修理します』というも、賃料改定をされると困るという借主の意思を尊重し、そのままにしたのですが…
実は、伊藤の祖母が所有していた昭和45年築の長屋です。
3軒のうち、1軒だけが居座る結果になっていました。
再三、伊藤は『早く立ち退いてもらった方がいい』と両親に言っていましたが、『(借主が)80歳まで住ませてほしい』と言っている…
あと、2年?3年?という内容でした。
そして、父が亡くなり、母が事実上の所有者でしたが、その管理は弊社で行うことになりました。
土台柱がシロアリに食われています。
隣家が貸している部屋で、空き家となっているお部屋の解体をしたところ、判明した事実です。
いままで立入検査をさせてもらえず、不審に思い、内部を確認させていただきました。
床は腐食し、とても住める状態ではありません…
この土台柱が物語るように、建物の維持修繕をさせてもらえなかった事実だけが残りました。
『修理するために…』内部の動産整理をお願いするも、なかなか動いてもらえず、とうとうしびれを切らして言いました。
『契約を解除します』と。
長い期間、使用していただいてましたが、流石にびっくりです。
この貸家、過去には賃料未払いで13か月も放置された事案もありました。その時も伊藤は借主を即退去させ、同時に100%賃料を回収しました。当時の貸主は祖母でした。
よく、素人さんが不動産オーナーになりたいという話を聞きますが、基本お勧めしません。
何故なら、『貸すリスク』をきちんと理解している人はほとんどいないからです。
管理をプロに任せれば、管理費が発生します。
子の賃貸借契約の解除、スムーズに進むか?否かは?後日報告します。