本当にあったお話です。

不動産会社は、横のつながりで「指定流通機構」へ物件の情報公開をしています。

これは、「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」で依頼された売主様の物件情報を、広く契約の相手方を探索するために利用されるものです。

リアルアイは、基本上記契約を締結したものは、速やかに登録を行っております。

しかし、情報の入手経路がいろいろあります。

リアルアイは、基本業者からの物件確認をいただく際には、携帯電話からの確認をお断りしています。

多くの業者が固定電話を用いず、「物件確認」と称して電話をされるのですが、不在時の転送電話を着電できないときに、折り返すことも。

このような不合理性をなくすため、メールによる確認をお願いしています。

ある物件で、「紹介したいお客様がいる」と連絡がありました。

弊社は基本、土曜日・日曜日を定休日としており、お客様のためにご予約をいただいた場合に限り対応をしている次第です。

不動産業者は待ったなしです。

多くのお客様のご案内を、土曜日・日曜日に設定されます。

そして、その日に結論が出ればいいのですが、しばらくたってから「値引き不可」と言っているにもかかわらず、値引き前提の交渉が口頭で入ります。

口頭での購入申し込みは、よほど人間関係がしっかりしている業者でないと行いません。

大手の不動産業者の場合、書面無き購入申し込みは絶対受付しません。

案の定、値引き前提で申込みのあった業者は、その日に購入申込書を取得することができずでした。

売主様に、契約準備の案内をした後に、お断りの電話連絡だけです。

以降、その業者担当者には、「取引お断り」のレッテルを張らせていただきました。

後でわかった話ですが、別のお客様も、その業者を介して複数の物件案内をされていたようです。

１日に何物件もです。

要するに、絞り込みができていない営業です。

結果、そのお客様は弊社にお問い合わせがあり、購入申し込みをいただいたという経緯さえあります。

大手不動産業者の名前は開示しませんが、気を付けてください。

若手の営業ほど、軽く取引をしようと錯覚しています。